 
            乾燥あおさの戻し方・使い方・簡単レシピ集
乾燥あおさは「軽い・早い・香りがいい」の三拍子。基本の戻し方を押さえれば、毎日の汁物からお弁当おかずまで一気にレパートリーが広がります。
まずは基礎知識(形状と選び方)
形状:素干し(葉が軽い)/フレーク/粉末。汁物=素干し/フレーク、振り掛け=粉末が目安。
色と香り:深い緑色で海の香りが立つものが良品。退色・匂い抜けは長期保存のサイン。
内容量:戻すと約5〜7倍に増量。少量の購入でも十分に使い切れます。
基本の戻し方(30秒〜2分)
①ボウルにたっぷりの水を用意(ぬるま湯でも可)。
②乾燥あおさをさっと浸して30秒〜2分。厚みや量で調整。
③**ザルに上げて水気を切る。**強く揉まない(香りが逃げやすい)。
④汁物へ入れる時は、火を止める直前〜直後に加えると色と香りが生きる。
【ポイント】
戻しすぎは水っぽさの原因。用途に応じ8割戻しくらいで止めると扱いやすい。
用途別の下ごしらえ
汁物:軽く戻して最後に投入。
揚げ物(あおさ天):水戻しせず、乾燥のまま衣へ混ぜると香りが立つ。
和え物・サラダ:短時間戻し+しっかり水切り。
生地練り込み(卵焼き・パン・麺):粉末または細かく刻んだフレークが便利。
定番レシピ3選(分量は2人分)
・あおさの味噌汁
材料:乾燥あおさ 2g、だし 400ml、味噌 大さじ1.5、豆腐や油揚げ 適量
【作り方】
①だしを温め、具材に火を通す。
②火を止めて味噌を溶く。
③器に注ぐ直前に戻したあおさを加える。
コツ:沸騰後に長く煮ない。香りと色をキープ。
・サクふわ!あおさ天
材料:薄力粉 50g、片栗粉 20g、冷水 90ml、乾燥あおさ 大さじ2、塩 ひとつまみ
【作り方】
①粉類と塩を混ぜ、冷水を加えてさっくり混ぜる。
②乾燥あおさを加え、180℃の油で薄く広げて揚げる。
コツ:混ぜすぎない。衣は“ざっくり”で気泡を残すと軽い食感に。
・お弁当に◎ あおさ卵焼き
材料:卵 3個、砂糖 小さじ1、白だし 小さじ1、乾燥あおさ 小さじ2、油 少々
【作り方】
①卵液に調味料と乾燥のままのあおさを混ぜる。
②焼いて巻く。
コツ:あおさは戻さない方が香りが立ち、色も鮮やか。
5分で一品!アレンジアイデア
①バターうどん:茹でうどん+バター+醤油+あおさ。
②ポテトサラダ:仕上げにあおさとレモン少々で後味すっきり。
③ツナマヨ和え:ツナ+マヨ+醤油+あおさでおにぎりの具に。
④青のり風フライドポテト:粉末あおさ+塩をポテトに振るだけ。
保存方法と賞味期限
未開封:高温多湿を避け、直射日光NG。
開封後:密閉容器+乾燥剤で冷暗所。湿気やにおい移りに注意。
冷凍:小分け保存に有効。取り出した分は再冷凍しない。
目安:賞味期限は製品表示に従う。開封後は香りが落ちやすいため、1〜2か月で使い切るのが理想。
よくある失敗とリカバリー
水っぽくなった:戻しすぎ。短時間戻し+しっかり水切り。
香りが弱い:投入タイミングが早い可能性。仕上げに入れる。
固まりやすい:戻し後にほぐしてから投入。粉末はふるいを使うと均一に。
まとめ
・乾燥あおさは戻し短時間・仕上げ投入が鉄則。
・常備すれば、汁物・揚げ物・卵料理・サラダまで毎日5分で一品が実現します。
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